医療業務のサポート
SPD
当社は、「SPD」(院内物流管理システム)の医療業務をサポートします。
「SPD」とは、"Supply Processing & Distribution"(供給、加工、分配)の略で「院内物流管理システム」とも呼ばれています。 医療現場の要望に応じて、医療消耗品等を的確に各部署に供給し、死蔵・過剰在庫の解消、請求・発注業務の軽減、保険請求漏れを防止し、 病院経営をサポートするシステムです。 医療現場の在庫を一元管理し、効率的な納品を行うことにより、医療材料の購入コストを抑制することができます。
「SPD」は、米国で1960年代に病院の物流効率化策「購入物品、滅菌再生物などの病院流通物品の管理供給と一元化構想プラン」 として提唱された概念で、約20年前に日本に紹介されました。 現在、日本では「SPD」は「医療材料などを物品・物流を包括的に管理する業務」「医療材料の調達・売買を含む外部委託業務」 などと解釈されています。
当社は、SPDの運用を支援して、各種物品の発注、在庫管理、院内各所への補充や搬送を集約的に管理し、 物品の使用実績に基づいた定数管理により在庫減少やコストダウンを行いながら、安定した物品供給と効率化を 実現します。
SPDの定義
「SPD」とは、病院が使用・消費する物品(医療材料を主として、医薬品、試薬、滅菌・再生品、手術器械・鋼製小物、ME機器、 文具・日用雑貨、印刷物など)について、 ①物品の選定 ②調達・購入方法の設定 ③取引の流れ(商流) ④情報の流れ(情流) ⑤発注から在庫・払出・使用・消費・補充に至る一連の物品の流れ(物流) などを、「物品管理コンピュータ・システム」を使って管理し、トレーサビリティなど医療の安全性を確保するとともに、 コスト削減、原価管理など「病院経営の改善・効率化」に資するための『物品・物流管理システム』のことを言う。 (「SPD研究会」のHPより抜粋)