医療機器の販売・情報提供
ニューロ
当社は、ニューロ(脳神経外科)で使用される医療機器について、最新・最先端の商品や情報を
ご提供します。
ニューロ(脳神経外科)では、脳や脊髄、神経、筋肉の病気に対して外科的治療が行われます。
具体的な治療法には、「痛み」に対する「脊髄刺激療法」、
「振え」(ふるえ)に対する
「脳深部刺激療法」などが挙げられます。
①脊髄刺激療法(SCS =Spinal Cord Stimulation)
「痛み」は、末梢から脊髄を通って脳に伝わってはじめて「痛い」ということを認識します。「脊髄刺激療法」(SCS)では、脊髄と脊椎の間にあるスペース(硬膜外腔)にリードと呼ばれる導線、腹部などに ペースメーカと構造が似た神経刺激装置を植え込むことで、痛みの信号が脳に伝わる前に微弱な電気を脊髄に流して 刺激を与えることによって、「痛み」をやわらげます。
②脳深部刺激療法 (DBS = Deep Brain Stimulation)
パーキンソン病(PD)に起因する「振え」の症状に対して、脳深部刺激療法(DBS)では心臓ペースメーカに 似た植込み装置により、脳深部に電気刺激を与えることで、正しくない情報の伝達を遮断して「振え」を抑制します。「脳深部刺激療法」(DBS)は、 リード(電極)、エクステンション(延長用電極)、パルス発生器(刺激発生器) の3つの植込み型装置で構成されています。 パルス発生器には電気回路と電池が内蔵されていて、エクステンションを経由して、脳深部に 挿入されたリードに治療用の電気刺激を伝えます。パルス発生器は、携帯型患者用プログラマーのリモコンで スイッチのON/OFF等が可能です。